YACって何でしょう?

YACという言葉は、(Young Astronauts Club of Japan)の略称なんです。
この団体は、1984年米国において青少年の科学技術離れを憂慮したレーガン元大統領の宣言のもとに結成されました。日本では1986年8月、つくば市において日本宇宙少年団の結団式が行われ、財団法人として発足いたしました。昨今いろいろな目的を持った衛星が打ち上げられれていますが、21世紀は間違いなく宇宙の時代です。

日本宇宙少年団の目的は・・・
  1. .宇宙への夢の実現を通して、青少年の科学への探究心や創造性を育む。
  2.活発な国際交流を通して、相互理解と協調性を育む。
  3. 平和で豊かな21世紀の国際社会を担う人材育成を目指す。
以上の3つです。
合言葉は「Peace through Space」(宇宙を通しての平和)と、「Go to Mars Together」(火星に一緒に行こう)の二つです。

本部理事長の松本零士さんは、「自分が生まれる時代を自分で選ぶことができないのが、この宇宙で生を受けた私たちの宿命です。神秘的な偶然によって今の時代に生まれ合わせ、地球上で日々を送りつつ、そこで起こった人と人の巡り会いは、宇宙的時間の流れの中では奇跡だとしか言いようがありません。[事実を学んで、未来に夢をかける]・・・これこそ、宇宙少年団を支える信念だと考えています。」と言っておられます。
また、本部団長の毛利衛さんは、「地球は一つの宇宙船です。宇宙少年団はその知識が高まったときに生まれた、宇宙への夢を見る子供たちの集まりです。宇宙少年団のプログラムは国際的な性格を持ち、子供たちは宇宙について学び、最先端の技術や知識に触れることができます。...」と言っておられます。

呉では大和ミュージアムがオープンした昨年の春に併せて分団開設が準備され、私もその作業チームに参画させていただきました。
呉は本当にラッキーでした。近くに大きな造船所や製鉄所があり、海保大や自衛隊があり、さらには合併した蒲刈町には天文台があります。勉強する場所がたくさんあります。なによりスタートが「大和ミュージアム 」と軌を一にしたという事。また、この分野の第一人者と言うべき宇宙航空研究開発機構(JAXA)の的川泰宣教授が呉市出身というのも本当にラッキーでした。

お世話いただくボランティアリーダーも着実に増えてきております。

本当にありがたく嬉しく思っております。

2006年4月 竹川和登