呉駅の南側、宝町の開発は一気に進みました。
区画整理事業が行われ、多くの建物が建ち、機能の集積も行われてきました。イズミやレクレビル、大型マンション、社会保険事務所、葬祭センター・・・ そして、なんといっても大和ミュージアム! 初年度とはいえ、来訪者数は年間170万人を超える勢いです。休日には観光バスがひっきりなしの状態です。
また、来年の春には、海上自衛隊の資料館もオープンいたします。本物の潜水艦「あきしお」を陸揚げしてのユニークな資料館です。きっとまた全国から多くの来館者を集めることが期待され、大和ミュージアムとの相乗効果は大変大きなものになることでしょう。
既存ではバブコック日立や自動車販売会社がありますし、呉市の海の玄関・中央桟橋もあります。
それなのにであります。アクセスは以前と何ら変わりません。
海岸通から鴎(かもめ)橋を渡って宝町を通り、教育隊をすり抜けて幸町に至る道、二河川沿いに踏切をわたって海上保安部へ至る道、堺川沿いにガードをくぐって中央桟橋に至る道・・・開発以前と全く変わりません。これからどんどん人気の高い、集客力のある建物が立地してきます。なんとかしなくてはならないのではないでしょうか?
私は、呉駅の橋上化が有効ではないかと思っております。
現在の呉駅は、二階に上がって改札をし、またホームまで階段を下りる・・・ お年寄りにはなかなか大変です。今ではエレベーターもついておりますが、二階に電車が入ってくればどんなに便利でしょうか?
呉駅周辺は、広島方面の川原石駅がすでに高架になっております。上り方面は呉駅を過ぎてだんだん高くなり、眼鏡橋では下にバスが通るくらい高架になっております。ならば、呉駅も高くしてはどうでしょうか?そうすることによって、現在の呉駅前から宝町方面へ何本か道路を通すことも可能になるでしょう。堺川沿いのガードも二河川沿いの踏切も三条通の踏切もなくなり、アクセスは大変スムースになることでしょう。老朽化が進む呉陸橋も、その役割を安心して終えてもらうことができます。
国土交通省絡みの政策で「スイスイ・シティ大作戦」というのがあります。
連続立体交差事業というのは、道路整備の一環として進められている事業です。この政策は全国でどんどん進められておりますが、近くでは既に三原市や福山市で実施済みであり、海田町では現在事業が進められております。連続立体交差事業の実施により、踏切待ちがなくなることに加え、周辺一帯の道路交通がスムースになります。線路両側を往来する歩行者の数も増えてまいります。交通の円滑化と同時に駅舎も新しくなり、分断されていた駅前そごう側と宝町側に一体感が生まれ、生き生きとしてまいります。経済が活性化してくることは既存の事例で確認されております。事業費の補助率もかなり高いようですし、ぜひ呉市もこの事業を検討してみることが必要ではないでしょうか?まさに多くのアクセス道路ができることにより宝町が生きてまいりますし、駅前の活性化も進むことでしょう。線路が上に上がれば、その下の土地の有効活用もできます。ガード下で背の高い車がぶつかるといったこともなくなり、一石二鳥、いや三鳥ではないかと思っております。
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