議会では本会議や委員会で色々な質問が出来ます。本会議では各会派が代表質問(一般質問)と言う形で質問いたします。 私の所属する会派では、皆が持ち回りで代表質問をしています。 質問するには当然、テーマごとに色々と勉強しなければなりません。
私は平成3年4月に議員に初当選させて頂きましたが、その直後、平成3年の6月議会で早速、代表質問をさせて頂きました。最近では平成13年6月議会で質問させて頂きました。その間も何回となくさせて頂きましたが新人の時の質問と10年後の質問とをここに載せましたので読んでみてください。

平成 3年6月議会での代表質問

平成13年6月議会での代表質問

 

 
 

平成3年6月議会での代表質問

 私は、改選後初めての定例会議におきまして、新たに結成された市民クラブを代表して一般質問をさせていただく機会を得ましたことを、まことに光栄に存ずるところであります。

 さて、冒頭ではありますが、長崎県雲仙普賢岳の問題に一言触れておきたいと思います。

 御承知のとおり、火砕流による被害が甚大であり、いまだ予断を許さない状況であります。天災とはいえ被災された方々にはまことにお気の毒な限りです。我が呉市もすでに見舞金の拠出を決定されたと聞いております。 4 2年の被災で当呉市が受けた御支援にかんがみましても、まことに適切な措置をとられたと考えます。今後火山活動ができる限り早くおさまり、住民の方々が安心して暮らせる時代が来ることを祈りつつ、本題に入らせていただきます。

 今呉市は、「広島中央テクノポリス」並びに「呉マリノポリス」の 2 大戦略のもとに、「活力あるまちづくり」「安全で美しいまちづくり」さらには「ゆとりと潤いのあるまちづくり」に向けて数々の諸施策を推進し、その一つ一つが着実に実を結んでおりますことは、市長さん初め関係理事者のたゆまない努力の結晶と高く評価いたすところでございます。しかしながら、ここ数年、人口の減少傾向も見られる中で、私たちはこの「ふるさと呉」をさらに住みよい活力ある街にするため、あらゆる角度からさまざまな英知を結集し、活性化を図り、あすの呉市実現に向けて一層の努力を図っていきたいと考えております。

 本日は、その中から特に次の 4 点につきまして、それらに対する基本的な認識、あるいはこれからの対処方針等々についてお尋ねしていきたいと思います。

 まず第 1 に、この国際化時代と言われる中、身近な国との交流に対する市の基本的な考え方及び今後の取り組み姿勢についてであります。

2 番目は、呉市南部地域の道路問題であります。

3 番目に、内陸部における地域総合医療の問題についてであります。

 最後 4 番目に、自治省もすでに検討を開始しました地域カードシステム整備構想、これに対する当市の取り組み姿勢についてであります。

 以上、 4 つの点につきまして、これから一つずつ質問いたしますので、市長さん初め関係理事者の方々から明快なる答弁をお願いいたします。

 まず第 1 に、国際化時代における身近な国との交流についてであります。

 近年、「国際化」「高齢化」「高度情報化」とうたわれており、国のみならず地方都市においても、これらの必要性が痛感されております。来るべき 21 世紀においては、単に地方公共団体のみならず、市民一人一人の課題となり得ると言っても過言ではないと思います。この中でも、国際化につきましては、その意味するところ、いろいろな角度からいろいろなとらえ方があろうかと思います。つまるところ、まれに見る交通、通信手段の発達によりこの地球が狭まったと、この地球の狭まりであろうと思います。この狭まった距離、近くなった分だけ国家間の相互依存関係が増してまいります、相互理解も強まりましょう。ただし、相互摩擦もふえていくことになろうかと思います。国家間の問題は中央にお任せするとしても、地方には地方なりの役割がおのずとあるはずです。当呉市におきましても、アメリカのブレマトン市、スペインのマルベージャ市との交流、あるいは民間レベルで中国温州市との交流と、各方面にわたり着々と実績を上げて、国際親善の一翼を担っておられることについては深く敬意を表するものであります。

 さて私は、中でも国際交流の一つのアプローチといたしまして、まず身近な国から、お隣の国からということを今回特に提唱したいのであります。世界経済の中において、アジア NIES の占める位置、我が日本を含め、これから 21 世紀は「太平洋の時代」「アジアの時代」といわれている今日、当呉市における企業もすでに韓国に合弁形態で進出され、生産活動をしておられます。また、ロータリークラブにおいても、 40 周年記念事業の作文コンクールの賞として、児童のホームステイを行われたと伺っております。韓国プロ野球チーム「太平洋ドルフィンズ」もすでに当地でキャンプを張りました。このように交流の輪が市民とともに大きくなっていることは、まことに喜ばしいことであります。

 さらに、今月です、今月 21 日、広島空港から初の国際定期便としての第 1 便が、お隣韓国の首都ソウルへ向けて飛び立とうとしているのは、御承知のとおりであります。本年 1 月の海部総理訪韓時、盧泰愚大統領と日韓両国のパートナーシップ強化に向け、交流、協力、相互理解を増進するとの考えのもとに、仮称ではありますが日韓自治体交流促進会議を設け、その促進を図ることも合意されました。

 私は、このような状況下において、呉市が世界じゅうで一番近い国「韓国」と、さらに積極的に交流を他市に先駆けて進めるべきであるとこういう観点から、当局の基本的なお考えをお尋ねするものであります。

 世界の中で最も急速に先進国の仲間入りをしようとしている国が、まさにすぐ隣にあるわけです。市当局が積極的な施策を行えば、近いという利点と、すでにある民間レベルでの接点から、その効果は急激に拡大するでしょう。このことが呉市の国際化に大きく寄与し、さらなるグローバルな国際化へと発展していくと確信するものであります。今後の取り組みについて市当局のお考えをお聞かせください。

 第 2 点目に移ります。

 呉市を安全で美しく、より住みよい街とし、さらに活性化させていくために欠かせない施策として、最も重要なものの一つは道路問題でありましょう。陸の孤島とうたわれて久しい我が呉市も、東広島呉自動車道が高規格幹線道路網に組み入れられ、平成 3 年度においては一部が事業採択されております。また、呉市の東西を結ぶ重要路線であります休山新道、これにつきましても、平成元年事業着手され、 7 年に完成見込みとなっており、さらに広島呉道路の天応までの開通など――などなど、呉市を取り巻く道路事情は着実に進捗しているところであります。こうした中で、呉市全域にわたり、道路問題解決のため着々と施策を推進しておられることは十分承知いたしております。きょうは特に、南部地域の問題に限定して質問していきたいと思います。

 四ツ道路から臨海工業地帯を経由して海岸沿いに行く道路、坪内地区を経由する道路、さらには宮原通を通っていく道路、これら 3 本の道路が合流し、鍋桟橋以南におきましては 1 本となり、警固屋を経由しまして音戸大橋で結ばれた島嶼部の隣町音戸町、倉橋町へとつながっていくわけでございますが、このように 3 本が 1 本になるわけですから、物理的に申しましてもひずみが出るのは自明でございます。こうした状況の中で、佐々木市長が会長を務めておられます広島呉半島地域国道昇格期成同盟会等々の強力な陳情により、早晩、呉市と島嶼部を結ぶ路線の国道昇格が決定されるものと私はことに最近感じて意を強くしておるところでございます。

 この道路は江田島を経由し、海上国道ということを経て、広島、宇品へとつながっていくわけでございますが、この内海を海周する湾岸道路と言うべきものが国道昇格整備されれば、その経済効果はまさに大と言えるでしょう。そのほぼ中心部分に立地する天応ポートピアランドに与える波及効果も期待できるものであります。

 が、その際、一方の起点であります当呉市が、宮原地区、警固屋地区の交通をスムーズならしめ、島嶼部各町との交流を活発化させるためにも、警固屋バイパス、第 2 音戸大橋等々の問題も含めて、この地域の道路情勢の現状と今後の展望についてお聞かせ願いたいのであります。このことは単に呉市の問題のみならず、平成 6 年末に開港予定の新広島国際空港への島嶼部からのアクセスの一端としても大きな意味を持つものであります。その意味においても、さきに申し上げた国際化へもつながる、呉からソウルへ、ソウルから世界へ――という問題でもあろうかと思います。御答弁をお願いいたします。

 第 3 点目であります。

 当呉市は、内陸部の開発がどんどん進み、焼山地区においては、すでに 3 万人を超える人口を有した新しい町が形成されております。さらに呉新世紀の丘構想の一環として、郷原地区にも 2 万人を超える規模の住宅団地等を開発すべく施策が着々と進められています。また、広島県及び我が呉市施工による工業団地も近々誕生し、各種の企業が立地してくることが予想されるところであります。

 翻って、当呉市は全国的に見ましても、極めて医療施設の整った街であることはよく承知しております。国立呉病院、共済病院、済生会病院、医師会病院、労災病院等々多くの総合病院が立地しております。が、いかんせん、いずれも市街地であります。 5 万人、あるいは将来 6 万人を抱えようとする内陸部に総合病院が一つあれば、そこに住む、あるいはそこで働く人々の安心感はいかばかりのものとなるでしょう。呉サブ保健医療圏の線引きとは異なりますが、焼山に隣接する熊野町、郷原に隣接する黒瀬町、あわせ考えますと、そのニーズはまさに大と言われるのではないでしょうか。広島県の定めた医療計画の、呉サブ保健医療圏における必要病床数を既存病床数がすでに上回っていることは承知しております。

 が、今月 3 日、タイミングがいいと申しましょうか厚生省医療審議会が行われました。地域医療に必要な病院のベット数の算出基準を改正することを厚生大臣に答申されました。さらには、今後ますます需要増が見込まれる老人保健施設等については、算定基準の別枠とすることもあわせて答申されております。全国レベルにおきましても、地域格差を問題にしておるわけです。新基準による試算によりますと、当中国地方は約 1,000 床のベッド増設が必要となります。呉市においても地域格差があると言わざるを得ません。現在の法の障壁があるとか、充足ベッド数がどうであるとか、医師会の方々がとかいうようなことは言わずに、真に住民福祉の姿勢を貫こうとするならば、この時期知恵が出せると思うのであります。どうか知恵を出してほしいのであります。内陸部の大きなベッドタウンに住む人々、完成した工業団地で働く人々が、まさかのときに救急車に乗って渋滞した道を市街地まで走ることなく、近くに立地した総合病院へ駆け込むことができたとしたらどんなに安心できることでしょうか。このような観点から積極的な答弁を期待するものであります。

 第 4 点目であります。

 ただいまの医療福祉問題と大いに関連があるわけでありますが、地域カードシステムの整備構想について、当呉市が現在どのような認識をされ、今後どのような取り組みをされるのかお尋ねしていきたいと思います。

 御承知のとおり、世はまさにカード時代です。各種のプリペイドカードやバンクカードを皆様手軽に使っておられることでしょう。当呉市においても、印鑑証明がすでにカード化されておりますが、自治省は昨年、 IC カードを地方行政分野においても活用しようと地域カードシステム検討会をスタートさせました。 IC カードはセキュリティー機能が高くて、記憶容量も大きい、さらに薄くて軽いときておりますから、持ち運びに便利であります。将来的にはいろいろな行政サービスがこの 1 枚のカードで受けられるようになれば、住民サービスは飛躍的に拡大するでしょう。が、当面は自治省も医療保険分野に絞って検討するようであります。 1 枚の IC カードに自分の健康状態、病歴等をすべて記憶しておき、見知らぬ土地で病気に、急病で倒れたとき、このカードをその土地の医師に見せることによって、安心して治療を受けられるというようなものにしたいと同省は言っておられます。もちろん個人情報がこのカードの中にインプットされているわけですから、プライバシー保護という観点からも検討すべき点は多々あると思います。

 が今日、私たちはバンクカードによって、まさにご自分の秘密たるべき預貯金を出し入れする等なれ親しんでおります。もちろんその人一人の暗証番号をアクセスするわけでございますが、お医者様にしかオープンにできないある種の暗証番号で、そのレベルレベル、看護婦さんの段階、お医者さんの段階というような、必要に応じたレベルレベルで、その中の情報がとり出せるとすれば非常に至便であります。私は、このカードが現代版のお守り札のような気がいたしております。ことにお年よりの場合、このカードを持って旅に出るとすれば、やはりその安心感は大きなものと言えるでしょう。すでに兵庫県の淡路島五色町、お隣島根県出雲市等々において、先行しておることは承知しております。当呉市において、かかるカードシステムについていかなる見解を持っておられるかお尋ねしておきたいと思います。

 以上、 4 つの問題に絞りまして質問させていただきました。どうか具体的でかつ、わかりやすい答弁を期待するものであります。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。どうも御清聴ありがとうございました。

 

 

平成13年6月議会での代表質問

質問の前に、先の芸予地震で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げると共に一日も早く元の生活を取り戻される様、御祈念申し上げ質問に入らせて頂きます。

私は政経同友会を代表して大きく二つの点につき質問させて頂きます。

*一つは分権時代に即した行政体制の有り様についてであります。 *今一つは我が呉市の広域行政についてであります。

この二つの命題は実は密接不可分のテーマであり正に時代の要請とも言えるものでありましょう。財政の問題、高齢化社会への対応、地域社会の活力の維持、どれを取りましても今、国と地方の役割を見直し、地方の自主性・自立性をたかめる事が、急がれておる事は言うまでもありません。国においてもいわゆる地方分権一括法を定め、権限移譲等色々とすすめておられますが、小泉内閣成立以来非常にそのスピードがアップした感があります。また広島県におかれましても

*県と市町村の役割分担を見直し、市町村への権限移譲を推進 *分権時代に対応した市町村行政体制の構築への支援 *広域行政推進のための支援

 この 3 点を平成 12 年度から 16 年度までの5ヶ年間を重点推進期間と定めて積極的な取り組みを行うとしておられます。

 つい先日ですが 5 月 31 日、内閣府において第 9 回の経済財政諮問会議が行われ午後 8 時過ぎから非常にオープンな形で竹中大臣を中心に記者会見が行われた事は、ご承知の通りであります。いわゆる「骨太の方針」であります。その第4章において、個性ある地方の競争、自立した国と地方の関係と言う事がキチッと、かかげられております。

 分権の時代と言うのは、横並びではなくて、競争の時代に入った・・・独自性を問われる事となったと言う事に他なりません。

*首長は「国の機関」たる立場から解放され「地域住民の代表」であるという本来の立場に徹し切る事ができる訳です。 *また国あるいは都道府県から与えられたサービスではなく地元民のための、地元のニーズに即応した行政サービスができる、期待されると言う事です。 *国や県とやり取りしていた報告や協議等が少なくなる為、人手や行政コスト、
手続き期間等が短縮されると言う事です。 *自前でやる訳ですから経費は当然、増える訳です。

 さてこう言った認識を共通させて頂いた上で然らばその準備はどのようにやっておられるのか、お尋ねして参ります。

 まず本市の組織の在り方であります。社会経済の好転がなかなか望めない中では、「選択と集中」を基本とした簡素で効率的な行政システムを構築する必要があります。

 また管理部門をスリム化・効率化し事業部門の充実強化を図り、呉市に必要な事業ができるだけ早く実現する様、独自性を持った行政システムの構築が求められていると思いますが、これらに関する基本的な御考えと、すでにその準備は着々とすすめられておると思いますが、その一端をご披瀝頂きたい。

 先ほども述べましたが権限移譲をうけて分権化の時代に入ると言う事は、競争の時代に入ったと言う事であります。都市間競争に勝つと言う事は、呉市に住む市民があらゆる面で「快適」を感じる事に他なりません。

 当呉市には整備された上・下水道、保健所行政、他都市では考えられない程、充実した高度な医療体制、救急体制などなど優れたシステムが多々あります。また多くの市民が不満に思う交通アクセスの悪さ等、問題も多く抱えております。アドバンテージは、いつまでもアドバンテージではあり得ません。あっという間にお荷物になる可能性を秘めております。持っているがゆえに維持管理あるいは更新に多大なコストを要するという事もあるのです。その逆もあります。弱点は見方を変えれば素晴らしいメリットになり得ます。幹線道路網から外れた呉市が、複雑な地形を抱えた呉市が、そのポジションをどう優位に持っていくか・・・・・知恵が必要とされております。よく人・物・金と言われますが、やはり全ての原点は人であります。人材が第一なんです。地方分権が進み市町村の自己決定、自己責任の範囲が拡大する中で市町村自らが主体的に決定し、独自の施策をすすめていく為には、人材の確保とその資質向上は絶対に欠かす事は出来ません。

 今後、日常の仕事はもとより、緊急な事態とか困難な事が発生すると国の指示を仰げなくなる。自ら判断する能力が要求される。特に、介護保険の導入や情報公開への対応、さらには深刻な財政難への対応・・・・・多くの課題が山積みしています。このような中で、主体的に地方行政を遂行するには、独自の政策目標を企画・立案し、それを確実に実行に移す能力が必要とされます。そう言った意味で分権の時代における条例の役割がますます増大・拡大して参ります。それに伴い何が自由になるのか行政範囲を正確に見極め、ルールづくりが出来る能力が問われる事になるでしょう。法の作成能力・・・国の法令を真似ていてはダメなんです。地域社会と不断の対話をかわし、地についた政策遂行能力が要求されて来るでしょう。そう言った人材の確保にはやはり一工夫も二工夫もいるでしょう。

 また採用した人材と言えども、その資質向上に・その育成にシステムをつくり不断の努力を続けなければ、錆び付いて参ります。

 都市間競争に打ち勝つ為にどのような方策を御考えなのか、人材確保とその育成についてどう取り組んでおられるのか、お聞かせ下さい。

次に大きな 2 番目であります。

 広域行政についてお尋ねして参ります。まず現下の実績でありますが、我が呉市が行っている一部事務組合、あるいは広域市町村圏制度にのっかったもの、あるいは広域連合などなど法制度に裏打ちされたもの、また制度上の裏打ちはないが当該自治体同士で協力しあっているものなどについて、ここで明らかにしていただきたい。

 環境問題や水資源問題、観光振興策、スポーツ施設・文化施設の効率配置、等等いろいろな分野があると思われますが、まずは現下、取り組んでおられる現状を御説明下さい。次に何故そう言った方向を目指すのか、その理念をお聞かせ願いたい。

 先の第 9 回経済財政諮問会議でも地方財政を抜本改革する為に 3200 程度の市町村を再編して今後 3 〜 4 年で約 300 に集約、人口はおおむね 30 万人以上と言うような事が今後の取りまとめで盛り込まれる方向の様ですがこれに対し地方の実体が分かっていない、取り敢えず 1000 程度に集約すべしとか、色々反発が出ているのも御承知の通りです。ちょうど今日、 11 日第 10 回の会合が開かれ方針の原案が示される予定だそうですが、広域行政の究極の形「合併」への必要性はどこにあるのか。その理念を明らかにし、高く掲げて、市民に町民に、理解と協力をもとめて行く事は、最も重要な事では、ないでしょうか。お尋ねいたします。

 さて次に先週の火曜日、 6 月 5 日にスタートした呉市・下蒲刈町合併問題協議会についてであります。 15 年春の合併へむけての協議が、始まった訳ですがここにいたるまでの経緯についてここで御説明願いたい。またこれから法定協設置へむけていろいろな調整作業が、行われるものと思いますが、呉市民並びに下蒲刈町民へのアピール、理解、協力機運の醸成に向けてはどのような手立てを考えておられるのか。この部分については少し詳しく御説明頂きたい。

 いずれにしましても 2 自治体間の協議会設置は、広島県内初だと思いますが、間には川尻町、隣には蒲刈町があります。その向こうには、助役を派遣している豊浜町があります。皆、かたずをのんでその成りゆきを、見守っておられる事は想像にかたくありません。

 非常に微妙な問題も色々考えられますが、ここはひとつ万端の配慮をしつつ、かつスピード感が感じられるような仕事をして頂きたい。私はさる 5 月 31 日の第 9 回経済財政諮問会議のことに触れましたが本日には第 10 回の会議を開き草案をまとめ今月末には取りまとめを行うと言う・・・・・諮問会議のメンバー全員が東京に住んでおられる訳ではありません。他に要職も勤めておられる非常に多忙な方方です。それであってこのスピードです。圧倒される思いです。見習いたいものです。

 特例法の期限もあります。相手のある事ではありますが、当呉市には、優秀な人材がたくさんおられます。全力を上げて頑張って頂きたい。

 他の町がなるほどと思うような成果をあげようではありませんか。そういった思いを込めてお尋ねしておる訳です。よろしくお願いいたします。

 最後の質問になりますが、先程、下蒲刈との協議開始とその成りゆきを周辺町はかたずをのんで見守っておられるであろうと話しましたが、さらに範囲を広げてみますと、どうでしょうか。呉を取り巻く広がりの可能性については、私は 4 本のルートがあると思います。

 一つは今、正に協議が開始された下蒲刈から蒲刈、豊、豊浜へとのびる東部島嶼部のラインです。

 二番目はその陸地部、川尻、安浦です。

 三番目は、音戸、倉橋の西部島嶼部です。

 四番目に内陸部へのびる黒瀬町、さらにあえて言えば熊野町です。

 私は、この四番目のルート、県の線引きには呉の方に入っておりませんが、一番注目もしておりますし重要に考えております。黒瀬は加茂郡 5 町の中で一番、南に位置し他の 4 町とは国道 2 号線で分断されており2号線の奥に雪は降っても黒瀬には降りません。まさに呉市郷原町と一衣帯水なんです。熊野町はと言えば坂、海田とは高低差で大きく離れており我が呉市焼山町と一衣帯水なのです。本庄水源地をはさんで同じレベルに立地しております。したがいまして、黒瀬町や熊野町は地形的にも水資源の有効活用と言った意味においても当呉市と合併するのが自然であり双方にとってメリットの多いものと私は考えるのですが・・・・・。先程「骨太の方針」についてお話させて頂きましたが 3200 の自治体を 300 にすると言う方向、色々と問題点は指摘されておりますがほぼ間違いなく月末には取りまとめがなされるでしょう。地方自治の、あるいは日本の今後の有り様から言ってさけては通れない方向ではないでしょうか。然らばこの際、隣接の黒瀬や熊野のみならず近未来の構想として、暖和の可能性のある 50 万以上の政令指定都市を目指すと言う方向を打ち出すことも視野に入れるべきではないでしょうか。すなわち東広島市や竹原広域圏をも含めた広島県の中央沿岸部をそうまとめにした大呉市構想を目指すべきではないでしょうか。その事こそがこの地域に暮らす住民の「快適」を求める事につながるのではないでしょうか。市長、いかがでしょうか。

 かのような大呉市構想を含め、例示しました 2 、 3 、 4 のルートの各町に対して今までどのような働きかけをしてこられたのか、お聞かせ下さい・・・・・・。合併というのは結婚です。一緒になりたいのなら熱いラブコールを送らねばなりません。俺と一緒になったらこんなに幸せにしてやるぞ。水で不自由はさせないぞ、とか言う事を、具体的に示し、相手の町の首長に、あるいは議員に、中心的には町民に知ってもらわねばなりません。いままでにどんなラブコールを送られたのか、また、これからどんなラブレターを出されようとしているのかお聞かせ下さい。恥ずかしくて言えないのなら多少抽象的でもやむを得ませんが、とにかくアクションです。小泉内閣にあっては、タウンミーティングを始められるそうです。閣僚が手分けして半年で全国を回るとのことです。皮切りは鹿児島と青森。とにかくアクションがはやい。翻って当呉市の合併問題、アクションです。待っていては人に取られてしまいます。この事を申し述べて私の質問を終わります。

 

 
 

 

いかがでしたか、もちろんこの質問に対し行政側の答えもありますが、私の基本的な考え方を、知って頂きたいと思いましたので、 私の質問原稿のみ掲げさせて頂きました。